【巻頭言】 目 次
■ 国・福島県の経済・景気
全国は、東日本大震災以降、5月“弱含み”、6月・7
月“上向きに動き”、8月“厳しい状況ではあるが持
ち直し”と回復の足取りを見せている。部門別には
サプライチェーン、個人消費及び輸出が持ち直して
いるものの、企業収益及び雇用に厳しさが残ってい
る ( 「月例経済報告」 内閣府)。 「景気ウォッチャー調査」
(7月。内閣府)も4ヶ月連続で現状DIが小刻みに
上昇している。 ただ 「3四半期GDP速報値」 (内閣府)
は、3四半期連続でマイナス成長となっているが、
大震災による一時的影響で景気後退ではないとし
ている。
福島県は、大震災が発生した3月は大幅に悪化し
たが、この6月では個人消費と生産活動に持ち直し
の動きがみられるものの、全体では依然厳しい状態
にあるとしている(福島県「最近の県経済動向」8月
発表) 。
■ いわきの経済・景気
“3.11大震災” の影響で大きく悪化した前期(1月-
3月)であったが、今期(4月-6月)も、需要面で大
型小売店舗等販売額が2四半期ぶりに前年水準を上
回りほぼ例年の水準まで回復する動きがみられる
ものの、自動車新規登録台数や新設住宅着工戸数、
建築確認申請受付件数、公共工事等受注額等対前年
比2ケタの大幅な減少が続いており、電力使用量も
大幅減少し生産活動は停滞している。 また、手形
交換高、高速道路出入交通量、小名浜港輸入通関実
績等の減少など市内に“もの”や“お金”が十分に動
いていない状況にある。さらに雇用保険受給者実人
員の大幅増加など雇用情勢も厳しい状況にあり、震
災の影響による厳しさは増しており、国・県に比べ
ても回復が大きく遅れている。
■経済・景気四方山話:
経済的アプローチこそ復興・振興の鍵
‐ 復興特区とアントルプルヌール ‐
大震災対応は救助・救済から復旧・振興(復興を超
えより発展する状態)の段階に入りつつある。国で
は「復興基本法」 (6月24日)、 “東日本大震災復興構
想会議提言” (6月25日) 「復興基本方針」 、 (7月29日) 、
「原発賠償支援法」 (8月3日) 、 “一般財政補正予算措置” 、
「再生エネルギー特別措置法」な
どが施行され、地方でも「福島県
復興ビジョン」 (8月11日)を始め
各県市においてビジョン・構想
等が策定されている。
いわき市では、 「復旧・復興に
向けた基本的な考え方」 (5月)を
示すと同時に、 市庁内に “復興本部”
と “作業部会 (沿岸域等土地利用、
地域力再生・強化、 地域産業再生、
都市魅力再生の4分野)”を設け
るとともに、 市庁外に設置する “検
討委員会”で「復興ビジョン」を
全国は“ 持ち直しの足取り ”が・・・、
いわきは“なおも回復の遅れ”
“経済・景気四方山話” :
経済的アプローチこそ復興・振興の鍵
- 復興特区とアントルプルヌール -
大 川 信 行
東日本国際大学 経済情報学部 教授
いわき未来づくりセンター
いわき市の経済・景気の動き
トレイル 第34号 平成23年9月15日発行
策定し、これを市庁外である“市民会議”における審
議とパブリックコメントをへて「復興事業計画」が
策定されることになっている。現状、復興・振興への
道筋は見えていないが、ビジョン⇒基本計画⇒実施
計画と進むに従って具体的なメニューが見えて来
ることになる (なお、 国・県・市・市内団体等による “連
絡調整会議” が設置されている) 。
復興・振興への道筋については、国の“復興構想会
議提案”のほか、各省、地方自治体、学者、シンクタン
ク等から多面的なスキーム(政策)が提案されてい
るが、筆者が強調したい主なものを6つ述べると、
①復興・振興関係法令・規則・慣例等の特例化・規制
緩和。とくに土地利用規制緩和による農地・宅地の
集約化、都市機能の高台移転、権利者が特定できな
い土地・所有物等に関する権利の特例措置、②企業
立地、再開発の促進のため、土地利用・開発上の諸手
続きの簡素化、 固定資産税等立地関連諸税の減免等、
③公共事業を円滑に進めるには北海道特例(国庫補
助率が都府県より数10%高い)のような財政傾斜
措置、④農業と水産業の復活・振興のための共同事
業化、民間企業の導入、⑤政府で検討中の農業ファ
ンドの造成、⑥民間部門の企業化ノウハウと民間資
金の積極的導入のためのスキーム採用(とくに官民
ファンドによるインフラ・経済社会基盤整備、本誌
前号でも強調したPFIコンセッション方式、レベニ
ュー債、 地域CDO (債務担保証券) の積極的導入等) 、
である。
以上のメニュー、あるいは紙幅の関係で盛り込め
なかった多くのメニューは、最終的にいわき市の復
旧・復興計画に盛り込まれることが期待されるが、
その場合懸念されるのは、 (公開されている情報で
みる限り)今の策定手法・手順でそれが可能なのか、
内部検討だけで十分なのか、予定されている“市民
会議”と“パブリックコメント”は単なる合意形成だ
けに終わるのではないか、将来に向けたより大胆か
つ革新的な振興メニューやスキームは十分に盛り
込まれるのか、などの懸念をぬぐいさることはでき
ない。復興段階より一段と高い振興段階では、地域
の特性を生かしたいわきの将来方向を決める長期
の視点を取り入れることが不可欠であるが、これを
政治的プロセスや既存の内部的仕組みだけで策定
すると短期的な復興計画になり、ともすれば中長期
的なスキームが抜け、復旧のための短期的メニュー
にとどまりがちである。 もっと外部の知力や構築
力を注入し、既存の概念にとらわれない大胆な新機
軸を盛り込まないと復興から振興に至る道が開か
れないのではないか。
を導く経済学的アプローチが不可欠であるが、現段
階でのいわき市での取り組みでは、この分野の取り
込み不足があるのではないか、と判断される。経済
学的アプローチの中で注目されるのは 「復興基本法」
に盛り込まれている“復興特区”である。 これは特
定地区への重点投資により当該地区を戦略的に発
展させ、これで生じる周辺地域との不均衡を重点投
資による前方連関と後方連関の経済波及効果で埋め、
最終的に周辺地域の発展をも達成させるという開
発政策である(現行では構造改革特区と総合特区制
度がある)。これをいわきの復興・振興により積極的
に取り込むべきではないか。
現状、国の方は“復興特区”の制度設計に着手して
いない。考えられるスキームは、現行の総合特区に
おける①法律上の特例や規制緩和、②税制上の特例
(各種税の減免)、③財政上の特例(予算の重点・傾斜
配分、財政補完)、④金融上の特例(利子補給等)等の
ようなインセンティブ(優遇措置)に加え、新たな国
の復興・振興スキームと地方事情に応じた地域発の
スキームが加わることになる。いわき市においては、
振興にふさわしいスキームを検討し、 “いわき復興
特区”の制度設計を早急に行うべきである(これま
での特区は、国の示すスキームへの採択を要望する
方式であったが、 “復興特区”は地域の要望を取り込
んだ制度設計となる公算が強い) 。
現下の事情からいわき市が“復興特区”に採択さ
れる可能性は高い。だがここで考えなければならな
いことがもう一つある。採択されたからといっても
いわき市の復興・振興が自律的・自立的に進むわけ
ではない、ということである。特区内の市、企業、経
済団体、NPO、住民等の各プレーヤーがそれぞれ
自発的に動かなければ復旧・振興は達成されない。
すなわちそれぞれのアントルプルヌール (意欲的・
革新的起業化)がなければ前に進まないのである。
採択だけに終われば国等の外部へ依存意識がはび
こるだけで、いわき市の自律的・自立的発展が期待
できない。ということは、 “3.11”以前にあって、いわ
き市において地域力やアントルプルヌールがどの
程度あったかの問題でもあり、これまでは不十分で
あったと言わざるを得ない。
今次災害では起業化マインドの低下の反面、ソー
シャルビジネス、エネルギービジネス等新たな起業
化チャンスも生まれている。要は、今次震災の奇禍
を創造的破壊(アントルプルヌールによる技術革新
による新たな発展)への奇貨とする弛みない努力が
求められるのである
(以上)
大型小売店等販売額(四半期統計)
H20 H21 H22 H23
14,000 15,000 19,000 18,000 17,000 16,000 20,000 百万円
新設住宅着工戸数(四半期統計)
H20 H21
200 300 400 500 600 戸
H22 H23
大口電力使用量(四半期統計)
H20 H21 H22 H23
150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 千KWH
新規求人倍率・有効求人倍率(月次統計)
H20 H21 H22 H23
新規求人倍率 有効求人倍率
0.20 0.60 0.40 1.40 1.20 1.00 0.80 倍
2 主要経済データ
需 要 動 向
個 人 消 費 建 設 需 要 企 業 動 向生 産 活 動
区 分
年 月 (百万円)
【年次統計】
【四半期統計】
【月次統計】
出 典 いわき未来づくりセンター
いわき自動車検査 登録事務所、全国 軽自動車協会連合 会いわき支所
県 土 木 部 市 建 築 指 導 課
国土交通省東北地方整 備局、福島県いわき農 林事務所・いわき建設 事務所・小名浜港湾事 務所、いわき市の各公 共工事入札結果
東北電力いわき営業所 福島県小名浜港湾建設事務所 大型小売店等
販売額 前 年同期比
(%) (台) 自動車新規 登録台数
前 年同期比
(%) (戸) 新設住宅着工戸数
前 年同期比
(%) (件) 建築確認申請 受付件数
前 年同期比
(%) (百万円) 公共工事等 受注額
前 年同期比
(%)(千KWH) 大口電力使用量
前 年同期比
(%) (千t) 小名浜港海上出入貨物
前 年同期比
(%)
75,848 75,706 75,754 69,504 68,605
17,495 17,584 16,295 16,592 17,658 18,060 14,505 17,632
5,811 6,287 5,397 5,528 5,258 6,798 5,595 4,951 5,748 5,385 5,663 5,543 5,895 6,281 5,482 5,776 5,285 6,999 5,695 5,075 3,735 5,320 6,136 6,175
2.2 -0.2 0.1 -8.3 -1.3
-8.8 -10.8 -6.6 -2.3 0.9 2.7 -11.0 6.3
-9.9 -8.1 -8.5 -9.6 -11.6 -11.2 -7.2 -5.6 -6.9 -1.9 -4.8 0.0 1.4 -0.1 1.6 4.5 0.5 3.0 1.8 2.5 -35.0 -1.2 8.4 11.4
23,315 20,970 20,645 19,189 20,609
4,865 5,138 6,455 4,815 5,712 3,627 3,991 3,347
1,670 1,286 1,909 1,755 1,943 1,440 1,746 2,026 2,683 1,514 1,483 1,818 1,924 1,854 1,934 1,329 1,231 1,067 1,369 1,601 1,021 1,028 944 1,375
2,227 1,939 1,838 1,694 1,712
443 395 488 332 392 500 384 253
120 170 153 123 104 168 157 167 164 65 134 133 147 130 115 197 149 154 117 134 133 27 171 55 -1.8
-10.1 -1.5 -7.1 7.4
-0.9 20.7 22.2 23.4 17.4 -29.4 -38.2 -30.5
-5.5 5.8 -0.8 9.2 35.1 18.8 19.2 18.8 27.0 27.5 23.8 19.8 15.2 44.2 1.3 -24.3 -36.6 -25.9 -21.6 -21.0 -61.9 -32.1 -36.3 -24.4
4.0 -12.9 -5.2 -7.8 1.1
-4.5 4.5 15.1 -23.1 -11.5 26.6 -21.3 -23.8
-39.4 95.4 -14.5 -30.9 -8.8 95.3 11.3 -0.6 42.6 -59.1 -8.2 4.7 22.5 -23.5 -24.8 60.2 43.3 -8.3 -25.5 -19.8 -18.9 -58.5 27.6 -58.6
1,773 1,476 1,416 1,218 1,211
316 324 280 273 325 333 215 140
120 102 94 104 109 111 95 92 93 90 84 99 112 107 106 95 116 122 78 92 45 27 39 74
3.4 -16.8 -4.1 -14.0 -0.6
-12.0 -2.4 1.8 -9.9 2.8 2.8 -23.2 -48.7
-17.2 0.0 -16.1 -8.0 6.9 -5.1 1.1 10.8 -5.1 -12.6 -7.7 -9.2 -6.7 4.9 12.8 -8.7 6.4 9.9 -17.9 0.0 -51.6 -70.0 -53.6 -25.3
23,152 19,564 18,005 17,959 12,637
10,569 2,133 3,729 1,656 4,908 2,344 1,636 726
2,724 940 6,905 720 676 737 1,039 360 2,329 271 333 1,052 1,230 1,854 1,824 912 653 779 517 356 763 206 432 88
-7.9 -15.5 -8.0 -0.3 -29.6
91.9 -47.8 18.4 -21.4 -53.6 9.9 -56.1 -56.2
50.5 54.7 123.4 -74.2 17.7 2.3 68.6 -21.7 12.4 -26.6 55.7 -31.0 -54.8 97.2 -73.6 26.7 -3.4 5.7 -50.3 -1.1 -67.2 -24.1 29.7 -91.6
14,791 15,955 18,347 14,745 14,853
3,807 3,742 3,361 3,194 4,380 3,918 - -
1,440 1,181 1,185 1,140 1,174 1,428 1,102 1,248 1,011 944 979 1,271 1,533 1,625 1,223 1,267 1,309 1,343 1,448 - - - - -
-7.7 7.9 15.0 -19.6 0.7
-22.8 -15.8 -15.4 -0.9 15.1 4.7 - -
-17.7 -26.4 -24.7 -17.2 -15.8 -14.6 -16.0 -6.8 -23.4 6.3 -14.1 6.2 6.5 37.5 3.1 11.1 11.4 -6.0 31.4 - - - - - 1,369,424
1,417,421 1,472,811 1,120,337 1,245,243
289,979 311,127 293,784 318,713 315,281 317,465 257,782 187,243
100,311 91,406 98,262 103,399 104,744 102,984 101,735 92,502 99,547 109,845 105,437 103,431 109,247 99,708 106,326 105,257 105,879 106,329 107,349 101,098 49,335 41,171 63,405 82,667
10.9 3.5 3.9 -23.9 11.1
-23.9 -6.5 18.2 17.7 8.7 2.0 -12.3 -41.3
-26.3 -23.0 -22.3 -11.8 -2.6 -4.8 7.7 16.9 33.0 23.9 18.0 11.6 8.9 9.1 8.2 1.8 1.1 3.2 5.5 9.3 -50.4 -62.5 -39.9 -20.1
企 業 動 向
生産活動 企 業 活 動
区 分
年 月 (百万円)
【年次統計】
【四半期統計】
【月次統計】
出 典 横浜税関 (法人税割)市市民税課 福島県信用保証協会 いわき手形交換所
小名浜港輸入 通関実績
前 年同期比
(%) (百万円) 法人市民税 調定額
前 年同期比
(%) (百万円) 信用保証承諾額
前 年同期比
(%) (百万円) 信用保証協会 代位弁済
前 年同期比
(%) (百万円) 手形交換高
前 年同期比
(%) (百万円) 不渡手形金額
前 年同期比
(%)
256,785 341,360 447,728 227,031 317,415
69,168 54,354 70,707 79,676 75,341 91,691 72,983 2,131
21,012 19,240 28,916 15,910 16,089 22,355 18,306 25,622 26,779 22,227 29,096 28,353 24,558 25,386 25,397 21,521 34,811 35,359 43,846 22,352 6,785 233 210 1,688
31.3 32.9 31.2 -49.3 39.8
-50.6 -32.0 5.7 117.5 8.9 68.7 3.2 -97.3
-52.1 -64.3 -31.3 -45.3 -39.1 -8.4 -32.3 -3.6 101.8 118.2 236.9 59.2 16.9 31.9 -12.2 35.3 116.4 58.2 139.5 -12.8 -74.7 -99.0 -99.3 -94.0
3,682 3,858 3,353 1,969 2,999
252 644 159 1,401 449 990 294 868
90 129 33 74 525 45 40 53 67 82 358 962 194 174 81 161 750 78 54 99 140 37 173 658
24,590 21,590 26,270 34,021 22,709
6,528 7,400 6,894 5,650 4,905 5,261 4,275 16,699
2,502 2,108 1,918 1,838 2,445 3,117 1,348 1,869 3,677 1,745 1,606 2,298 1,395 1,653 1,856 1,300 1,985 1,976 1,172 1,535 1,567 3,121 3,029 10,549 2.9 4.8 -13.1 -41.3 52.3
-49.7 -45.5 -36.8 70.8 78.3 53.6 84.4 -38.1
-65.0 -35.9 -23.8 -21.3 -48.8 -27.9 -67.6 -21.9 7.0 54.4 69.6 72.7 117.2 34.2 144.9 118.2 42.8 72.6 36.8 87.1 110.2 -54.7 -51.6 -31.6
-6.1 -12.2 21.7 29.5 -33.2
7.7 -27.0 -45.0 -25.2 -24.9 -28.9 -38.0 195.6
6.9 46.2 -15.7 -25.1 15.9 -44.0 -61.4 -51.3 -29.4 -23.5 -30.3 -22.6 -44.2 -21.6 -3.2 -29.3 -18.8 -36.6 -13.1 -17.8 -57.4 78.8 88.6 359.0
1,048 1,107 1,089 1,310 734
172 352 185 281 60 209 348 151
7 39 125 219 84 49 17 35 133 127 141 12 49 4 7 1 194 14 7 34 307 47 78 26
132.9 5.6 -1.6 20.2 -43.9
0.4 -22.3 -34.7 -44.2 -65.0 -40.7 88.3 -46.2
-89.8 - 26.9 27.6 35.2 -77.6 - -79.7 19.7 68.2 -37.5 -93.9 567.1 -89.9 -94.4 -99.5 130.5 -71.7 -60.1 -2.9 131.5 -63.3 -44.4 109.9
226,099 215,287 200,593 172,567 150,870
40,969 35,697 38,670 41,416 37,600 33,184 35,320 28,498
14,376 13,747 12,847 9,957 13,746 11,993 11,725 11,368 15,577 14,378 13,603 13,434 10,817 15,601 11,182 8,878 12,744 11,562 12,835 11,869 10,616 7,298 11,434 9,767
-2.1 -4.8 -6.8 -14.0 -12.6
-17.9 -20.1 -22.1 -10.5 -8.2 -7.0 -8.7 -31.2
-19.3 6.6 -33.0 -32.9 25.0 -36.4 -22.1 -21.2 -22.8 -9.4 11.1 -26.0 -24.8 13.5 -13.0 -10.8 -7.3 -3.6 9.5 4.4 -31.8 -49.2 -16.0 -27.3
158.1 84.0 32.0 866.4 91.8
0.0 859.9 2.5 0.0 85.9 3.4 85.4 40.2
0.0 0.0 0.0 0.0 859.9 0.0 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 76.2 9.7 0.0 3.3 0.0 0.2 68.7 10.0 6.7 0.0 3.8 36.4
269.2 -46.9 -62.0 2,610.1 -89.4
-100.0 41,846.8 -45.9 -100.0 - -99.6 3,314.4 -
- -100.0 - - 124,525 -100.0 - -100.0 - 0.0 0.0 0.0 - - - - -100.0 - 2,646.4 - - - - -
企 業 動 向
企 業 活 動 雇 用 そ の 他
区 分
年 月 (件)
【年次統計】
【四半期統計】
【月次統計】
出 典 (負債総額1,東京商工リサーチ000万円以上) (年間倍率は年度ベースの値)ハローワーク平 市 市 民 税 課
株式会社ネクスコ・トール 東北いわき事業 部
企業倒産件数
前 年同期比
(%) (百万円) 企業倒産負債総額
前 年同期比
(%) (倍) 新規求人倍率
前 年同期比
(%) (倍) 有効求人倍率
前 年同期比
(%) (人) 雇用保険受給者
実人員 前 年
同期比(%) (人) 入湯税調定人員
前 年同期比
(%) (千台) 高速道路出入交通量
前 年同期比
(%)
20 21 31 11 14
1 2 3 1 4 6 11 7
0 0 1 1 0 1 1 1 1 0 1 0 3 1 0 3 2 1 5 1 5 1 5 1
5.3 5.0 47.6 -64.5 27.3
-90.0 -80.0 -25.0 -75.0 300.0 200.0 266.7 600.0
-100.0 -100.0 -66.7 -50.0 -100.0 -80.0 - -50.0 -50.0 -100.0 0.0 -100.0 - - -100.0 200.0 - 0.0 400.0 0.0 400.0 - 400.0 -
5,797 10,441 16,592 4,958 7,398
180 201 2,704 72 3,564 1,058 3,715 807
0 0 180 181 0 20 284 2,200 220 0 72 0 3,424 140 0 634 360 64 3,266 50 399 38 719 50
1.24 1.24 0.94 0.73 0.87
- - - - - - - -
0.79 0.73 0.75 0.72 0.86 0.96 0.61 0.67 0.73 0.63 0.74 0.83 0.89 0.81 0.91 0.90 0.95 1.22 0.87 1.01 0.92 0.61 0.89 1.06 -84.1
80.1 58.9 -70.1 49.2
-98.3 -91.6 -19.5 -94.1 1,880.0 426.4 37.4 1,020.8
-100.0 -100.0 -97.6 -60.4 -100.0 -98.7 - 1,718.2 -93.2 -100.0 -85.6 -100.0 - - -100.0 250.3 - 220.0 1,050.0 -97.7 81.4 - 898.6 -
-0.06 0.00 -0.30 -0.21 0.14
- - - - - - - -
-0.41 -0.39 -0.21 -0.39 -0.14 -0.02 -0.02 0.04 0.07 0.05 0.02 0.09 0.10 0.08 0.16 0.18 0.09 0.26 0.26 0.34 0.19 -0.02 0.15 0.23
0.89 0.89 0.69 0.40 0.53
- - - - - - - -
0.39 0.38 0.39 0.39 0.41 0.42 0.41 0.41 0.43 0.41 0.42 0.44 0.48 0.49 0.53 0.55 0.58 0.62 0.63 0.67 0.63 0.55 0.55 0.58
-0.02 0.00 -0.20 -0.29 0.13
- - - - - - - -
-0.38 -0.37 -0.33 -0.36 -0.30 -0.26 -0.20 -0.12 -0.04 0.00 0.05 0.06 0.09 0.11 0.14 0.16 0.17 0.20 0.22 0.26 0.20 0.14 0.13 0.14
21,920 20,914 20,887 38,365 27,312
11,414 9,696 7,983 6,870 6,544 5,915 5,376 15,215
3,983 3,765 3,666 3,511 3,167 3,018 2,799 2,630 2,554 2,390 2,111 2,369 2,275 2,188 2,081 2,006 1,975 1,934 1,901 1,793 1,682 3,736 5,375 6,104
-5.4 -4.6 -0.1 83.7 -28.8
107.9 72.3 12.8 -32.5 -42.7 -39.0 -32.7 121.5
116.6 105.1 101.9 87.8 69.1 60.3 37.3 14.6 -6.9 -25.8 -33.0 -37.8 -42.9 -41.9 -43.2 -42.9 -37.6 -35.9 -32.1 -31.8 -34.1 56.3 154.6 157.7
7,657 7,775 7,608 8,026 8,343
2,274 2,000 1,897 1,999 2,328 2,120 1,612 2,322
696 858 720 673 669 658 639 553 705 640 724 635 732 893 703 723 700 696 641 594 377 713 744 865
3.4 1.5 -2.2 5.5 4.0
10.6 4.5 8.1 0.1 2.4 6.0 -15.0 16.2
8.8 8.9 14.5 4.4 4.0 5.2 9.0 4.9 9.7 -0.2 -0.2 0.9 5.2 4.1 -2.3 7.5 4.6 5.7 0.4 7.3 -46.5 11.5 2.8 36.2 819,699
866,277 789,850 757,737 745,323
184,288 205,247 232,818 134,242 188,587 189,676 177,270 26,357
46,982 68,503 68,803 80,514 61,336 63,397 79,678 90,336 62,804 49,969 43,513 40,760 49,648 57,955 80,984 69,912 50,675 69,089 51,598 113,610 12,062 6,323 8,426 11,608
6.8 5.7 -8.8 -4.1 -1.6
-3.1 -10.1 5.3 -8.8 2.3 -7.6 -23.9 -80.4
-24.9 5.2 9.9 -18.3 18.1 -18.4 -15.7 85.6 -19.3 6.2 -21.3 -9.1 5.7 -15.4 17.7 -13.2 -17.4 9.0 -35.2 25.8 -80.8 -87.3 -80.6 -71.5
年 月
中 小 企 業 D I 調 査 区 分
【年次統計】
【四半期統計】
【月次統計】
出 典 福島県産業振興センター
(前年同月比で「良化」−「悪化」社数構成比(各月末時点)) 平成17年4月以降3ヵ月毎に調査(平成23年3月は実施せず)
製 造 業 建 設 業 卸 売 業 小 売 業 サービス業 (全業種)総 合
- - - - -
- - - - - - - -
- - -84.4 - - -50.0 - - -14.3 - - 3.2 - - 17.1 - - 0.0 - - - - - -46.9
- - - - -
- - - - - - - -
- - -44.5 - - -50.0 - - -62.5 - - -77.8 - - -63.6 - - -54.5 - - - - - -36.3
- - - - -
- - - - - - - -
- - -46.6 - - -66.6 - - -33.4 - - -35.8 - - -38.5 - - 7.7 - - - - - -46.7
- - - - -
- - - - - - - -
- - -71.4 - - -37.5 - - -12.5 - - -55.6 - - -62.5 - - -63.6 - - - - - -10.0
- - - - -
- - - - - - - -
- - -50.0 - - -62.5 - - -55.6 - - -42.9 - - 0.0 - - -57.1 - - - - - -37.5
- - - - -
- - - - - - - -
- - -66.2 - - -53.8 - - -29.4 - - -27.1 - - -14.3 - - -22.6 - - - - - -39.4
注1)CIはトレンド(長期的趨勢)と、トレンド周りの変化を合成し作成される。
注2)一致指数トレンド成分とは、一致指数の長期的趨勢が先行指数、遅行指数に与えた影響を示す。 注3)寄与度とは、指数の変化にそれぞれの指標がどの程度の影響を与えたかを示す。
注4)- はデータなし。
先 行 指 数 ( C . I ) 前月差(ポイント)(寄与度合計) 先行
系列 寄与 度内 訳
区 分 平成22年 平成23年
1 2 3
10 11 12
1.自動車新規登録台数 2.新設住宅着工戸数 3.建築確認申請受付件数 4.鉱工業在庫率指数(逆) 5.企業倒産件数(逆) 6.新規求人倍率 7.中小企業DI(全業種) 8.一致指数トレンド成分
一 致 指 数 ( C . I ) 前月差(ポイント)(寄与度合計) 一致
系列 寄与 度内 訳
1.大型小売店等販売額 2.大口電力使用量 3.鉱工業生産指数 4.鉱工業出荷指数 5.小名浜港海上出入貨物 6.小名浜港輸入通関実績 7.高速道路出入交通量 8.有効求人倍率
遅 行 指 数 ( C . I ) 前月差(ポイント)(寄与度合計) 遅行
系列 寄与 度内 訳
1.鉱工業在庫指数 2.法人市民税調定額 3.信用保証承諾額
4.雇用保険受給者実人員(逆) 5.手形交換高
6.入湯税調定人員 7.一致指数トレンド成分
7 8 9
1 C I(コンポジット・インデックス)
【先行指数】6月は103.2ポイントで、2ヵ月ぶりに下降に転じた。
寄与度がプラスの指標は自動車新規登録台数(2ヵ月ぶり)、建築確認申請受付件数(2
ヵ月連続)等の4指標、マイナスの指標は、新設住宅着工戸数(2ヵ月ぶり)、企業倒産
件数(2ヵ月連続)等の4指標であった。
【一致指数】6月は115.8ポイントで、2ヵ月連続して上昇した。
寄与度がプラスの指標は、大口電力使用量(2ヵ月連続)、小名浜港輸入通関実績(5ヵ
月ぶり)、高速道路出入交通量(2ヵ月ぶり)等7指標すべてであり、寄与度がマイナス
の指標はなかった。
【遅行指数】6月は83.7ポイントで、2ヵ月連続して上昇した。
寄与度がプラスの指標は、法人市民税調定額(2ヵ月連続)、雇用保険受給者実人員(3
ヵ月ぶり)等の6指標、マイナスの指標は、手形交換高(2ヵ月ぶり)の1指標であった。
※CIの変化の大きさは景気の勢い(テンポ)を示す。
(1) 概 要
6月のCIは、先行指数が103.2,一致指数が115.8、遅行指数が83.7となった。
(2) 指数別の動向 (指数は平成17年の水準を100とする)
(3) 指数の推移及び寄与度の内訳 (CIの上昇・下降がどの指標により引き起こされたか) (平成17年=100)
1.7 -1.4 -2.3 3.8 -1.9 1.4 0.2 0.5 116.0 2.0
0.1 0.5 1.3 2.6 0.6 2.6 0.2 0.3 124.1 8.1
-4.9 0.9 -4.9 -5.4 -2.7 -4.0 - 0.0 103.0 -21.1
4.6 -4.5 -4.3 4.2 0.7 -4.4 - -0.2 99.2 -3.8
-3.4 4.6 4.8 0.3 -3.4 4.2 - 0.0 106.3 7.1
3.7 -3.7 3.7 -3.9 -1.3 1.9 -3.5 0.0 103.2 -3.1 0.6
0.3 0.9 1.2 -3.9 0.2 0.1 0.2 110.4 -0.5
4.0 -0.3 1.7 -2.0 3.3 -0.4 0.1 0.2 117.2 6.8
-4.2 -1.3 -0.4 3.9 0.1 1.2 4.2 0.3 121.0 3.9
-0.3 0.6 -0.3 0.9 1.8 0.9 -1.0 1.0 110.5 3.6
0.2 0.4 2.0 1.2 - -1.5 1.5 2.2 116.4 5.9
-1.9 -2.0 -1.9 -1.9 - -2.0 -2.0 -1.0 103.7 -12.7
-1.8 -1.8 1.8 1.8 - -1.9 1.8 -0.5 103.1 -0.6
0.0 1.8 1.8 1.8 - -0.9 -1.8 0.7 106.6 3.6
-0.0 1.9 1.9 1.1 - 1.9 1.9 0.4 115.8 9.2 0.4
0.1 0.5 -0.2 0.9 -0.1 1.0 0.9 104.7 3.5
-0.4 0.3 0.0 0.1 1.0 0.1 -0.4 0.3 105.7 0.9
0.4 0.1 -0.9 0.3 -1.8 -0.1 -0.3 0.4 103.8 -1.9
-3.7 -1.5 1.9 -0.7 1.7 -3.7 0.4 82.8 -5.6
-1.8 1.4 -0.4 2.4 -0.5 3.5 0.2 87.6 4.8
-3.4 -0.2 -3.0 2.4 -3.1 -3.5 0.0 76.8 -10.8
-2.9 -3.0 3.1 -3.3 -1.0 -3.0 -0.1 66.5 -10.3
3.1 1.2 0.6 -3.1 2.4 2.6 0.0 73.4 6.8
3.4 1.5 3.3 0.3 -1.4 3.3 0.0 83.7 10.4 -2.7
1.5 -1.7 2.3 -0.4 0.0 0.1 86.2 -0.9
3.0 -3.1 1.9 1.2 3.2 -0.5 0.2 92.1 5.9
-4.1 4.1 1.6 1.1 -2.4 3.8 0.2 96.5 4.4
4 5 6
-4.1 3.0 -1.8 -4.1 0.4 1.1 0.1 0.1 115.7 -5.3
-3.2 -0.8 2.1 -0.3 -1.3 -0.6 0.0 0.3 112.1 -3.6
2.6 -0.7 0.2 0.9 -0.6 2.2 -3.1 0.3 113.9 1.9
0.7 -1.0 -0.6 -1.7 0.5 0.9 0.8 0.5 104.0 0.2
-1.0 0.3 0.6 0.6 -0.3 1.1 -0.5 0.6 105.3 1.3
0.7 0.2 0.7 -0.2 -1.1 0.2 0.3 0.9 106.9 1.6
1.4 -1.1 -2.3 0.6 -0.3 -4.1 0.1 90.8 -5.7
1.6 -3.8 0.9 -0.2 1.5 -0.5 0.2 90.4 -0.4
-2.1 2.3 -1.4 0.0 -1.9 0.9 0.3 88.4 -2.0
・先行指数の推移
先行
先行3カ月後方移動平均 先行7カ月後方移動平均
・一致指数の動向
一致
一致3カ月後方移動平均 一致7カ月後方移動平均
・遅行指数の動向
遅行
遅行3カ月後方移動平均 遅行7カ月後方移動平均
(4) CI の推移
(平成17年=100)
(平成17年=100)
(平成17年=100)
・先 行 指 数
年
(5) C I データ
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
(平成17年=100)
86.9
88.1
90.7
92.5
109.9
95.0
91.9
69.1
104.4
116.0
84.8
94.9
86.8
94.0
106.3
97.2
91.8
69.4
100.0
124.1
85.9
95.3
93.2
98.7
102.0
93.8
91.5
71.1
100.2
103.0
91.1
84.7
97.5
104.6
101.0
91.1
90.7
75.0
97.4
99.2
85.6
89.5
101.8
108.1
96.2
101.8
95.0
76.6
105.0
106.3
84.0
95.7
105.6
108.2
94.6
94.9
91.7
80.1
110.9
103.2
88.3
89.4
106.5
102.3
98.8
88.8
85.8
85.0
110.4
88.1
89.6
105.2
101.8
101.0
91.4
81.5
92.7
117.2
87.0
93.0
105.8
99.0
104.1
87.9
79.6
93.4
121.0
90.0
99.0
112.4
94.5
97.5
89.6
78.6
93.5
115.7
84.4
95.0
101.2
99.4
98.7
92.8
72.2
99.0
112.1
81.9
94.8
104.0
96.9
104.6
94.4
64.9
103.9
113.9
・一 致 指 数
年
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
(平成17年=100)
83.8
90.9
93.7
97.1
101.9
105.9
113.9
86.2
95.9
110.5
84.8
93.9
92.5
96.3
103.1
107.0
116.4
82.6
97.7
116.4
82.2
91.2
92.7
96.4
107.1
106.8
114.8
80.4
95.3
103.7
86.1
89.7
95.1
101.8
108.1
109.2
112.3
79.6
94.7
103.1
85.8
89.9
95.9
96.9
102.9
108.5
116.2
84.4
100.5
106.6
81.9
89.9
94.1
104.9
103.8
110.0
112.6
85.4
101.3
115.8
84.6
87.3
97.1
100.5
104.6
109.0
111.5
87.1
104.7
85.5
87.4
94.8
101.0
109.9
110.6
109.3
85.3
105.7
87.8
88.3
96.7
100.3
107.2
110.6
105.3
90.0
103.8
90.7
88.9
102.1
102.8
107.7
111.3
102.3
89.6
104.0
88.4
90.3
97.3
101.9
108.5
113.4
98.5
89.9
105.3
87.9
93.1
97.7
100.1
109.8
114.0
92.6
92.8
106.9
・遅 行 指 数
年
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
(平成17年=100)
59.3
71.1
96.8
111.3
92.1
94.3
98.4
96.7
66.3
82.8
59.9
72.1
108.9
101.9
93.8
97.0
97.6
83.6
72.0
87.6
60.2
78.2
107.9
98.6
95.0
98.4
96.4
80.0
73.9
76.8
64.1
80.3
95.1
90.5
96.0
100.7
105.2
70.3
88.5
66.5
65.0
78.4
101.2
99.1
99.7
88.5
93.0
68.7
89.7
73.4
62.0
84.8
102.6
101.0
103.5
89.7
96.8
65.6
87.2
83.7
64.5
82.1
100.0
95.2
100.2
103.9
107.0
57.7
86.2
69.9
79.4
107.9
98.4
96.9
93.5
93.0
65.7
92.1
72.7
77.2
98.9
99.9
103.1
100.2
94.4
60.4
96.5
69.5
83.6
101.6
97.9
98.8
98.2
101.5
59.9
90.8
72.9
85.7
109.1
107.4
93.9
100.3
90.9
65.4
90.4
69.2
96.1
96.3
98.7
91.5
93.8
101.5
59.1
88.4
山(暫定) 谷(暫定) 系列別累積DI推移
谷 山 谷 山 谷
先行指数 一致指数
遅行指数
-500 -400 -300 -200 -100 100 200 300 400 500
先行指数一致指数 遅行指数 100.0
19年 20年 21年 22年 23年
75.0
50.0
25.0
0
5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 年
注1)累積指数は、基準月(平成5年1月)の値を0として各月のDIの値を次式により累積したものである。 累積DI(t)= 累積DI(t−1)+(DI(t)−50 )
注2)DI及び累積DIは景気の方向性のみを表すものであり、その水準や振幅の大きさは景気動向と無関係である。
注3)グラフでは各指数の動きを見やすくするため、先行指数に300 を、一致指数に100 を、遅行指数に50 を加算してある。
2 D I(ディフュージョン・インデックス)
【先行指数】 6月は、57.1%と5 カ 月ぶりで50%を上回った。
【一致指数】 6月は、71.4%と4 カ 月ぶりに50%を上回った。
【遅行指数】 6月は、50.0%と4 カ 月ぶりにもちあいの水準まで回復した。
(注)各指数とも50%が景気の拡張期と後退期との境目とされる(−景気動向指数利用の手引き−参照)
(注)DIは、先行(7指標、平成23年3月は6指標)、一致(8指標、平成23年2、3月は7指標)、遅行(6指標)に属する各経済指標に
ついて、3カ月前と比較して改善している指標の割合を指数としている。
(1)概 要
(2) D I の推移
(3) D I の推移
(参考)累積D I の推移(平成5年以降)
4 5 6
7 8
区 分 先行指数(D.I) 一致指数(D.I) 遅行指数(D.I)
平成22 年 平成23年
9 10 11 12 1 2 3
71.4
50.0
66.7
57.1
50.0
33.3
42.9
62.5
33.3
57.1
75.0
33.3
42.9
85.7
66.7
16.7
14.3
16.7
0.0
28.6
16.7
16.7
0.0
16.7
57.1
71.4
50.0
71.4
75.0
33.3
85.7
62.5
66.7
57.1
62.5
83.3
景気の谷
回復期 好調期 後退期 不況期
景気の山
▽ ▽
▽
景気の谷
% 100
50
0
拡張局面 後退局面
景気 局面
DIの 動き
過半数の系列が
拡大傾向(DI≧50 %) 縮小傾向(DI≦50 %)過半数の系列が
第 1 循 環 第 2 循 環 第 3 循 環 第 4 循 環 第 5 循 環 第 6 循 環 第 7 循 環
区 分 谷 山 谷
第 8 循 環 第 9 循 環 第10循 環 第11循 環 第12循 環 第13循 環 第14循 環
区 分 谷 山 谷
景気循環日付(全国)
19.10(暫定)
−景気動向指数利用の手引き−
(1) 景気動向指数の概要
○景気動向指数は、景気の勢いや方向性を知るために、景気の動きを敏感に反映する経済指標を組み合
わせて作成された総合的な経済指標です。景気の勢いを示すCI(コンポジット・インデックス)と、
景気の方向性を示すDI(ディフュージョン・インデックス)の2種類の指数があります。両者の動き
を総合して景気の現状把握や将来予測等を行います。
○CI、DIとも、景気に先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の
3種類の指数を作成します。一致指数は景気の現状把握に利用します。先行指数は景気の動きを予測
するために利用します。遅行指数は景気の転換点や局面の確認に利用します。
(2) C I (コンポジット・インデックス Composite Index)の概要
○CIは複数の経済指標の前月と比べた変化量を合成したものです。たとえば、いわき市のCIでは、
大型小売店等販売額等8つの経済指標の変化量を合成して一致指数を作成しています(詳しい計算方法
については、内閣府経済社会総合研究所のホームページ
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/menu_di.htmlをご参照ください)。
○CIの変化の大きさは景気のテンポ(勢い)を示します。 また、景気の拡大期にはCIが上昇傾向を
示し、後退期には下降傾向を示します。ただし、CIは上昇・下降を繰り返しながら変化するため、
景気局面の判断はDIを含めた総合的な指標によって判断します。
(3) D I (ディフュージョン・インデックス Diffusion Index)の概要
○DIは、複数の経済指標の変化方向を合成したものです。採用指標の各月の値を3ヶ月前の値と比較
して、改善した指標の割合がDIとなります。 たとえば、いわき市の一致指数では8つの指標を採
用していますので、そのうち6つが改善したならば6÷8=0.75(DI=75%)と計算します。
○一般に、50%を上回っているときが景気の拡張局面、50%を下回っているときが後退局面、50%を
上から下に切るときが景気の山、50%を下から上に切るときが景気の谷とされています。
(4) 景気基準日付
景気の山・谷(拡張局面と後退局面との転換点)を景気基準日付と呼びます。この景気基準日付は、D
Iの動きのほか、他の主要経済指標の動きなども総合的に勘案して設定されますが、国では以下のよう
に定めています。
21.3(暫定)
(5)景気動向指数採用系列の概要
先
行
系
列
一
致
系
列
遅
行
系
列
項 目 内 容 原データの出典
1 自動車新規登録台数 季
季
季
季
前
季
季
季
季
季
季
季
季
季
前
季 逆
季
季
※
季 逆
前 逆
2 新設住宅着工戸数
3 建築確認申請受付件数
4 鉱工業在庫率指数
5 企業倒産件数
6 新規求人倍率
7 中小企業DI(全業種)
1 大型小売店等販売額
2 大口電力使用量
3 鉱工業生産指数
4 鉱工業出荷指数
5 小名浜港海上出入貨物
6 小名浜港輸入通関実績
7 高速道路出入通行量
8 有効求人倍率
1 鉱工業在庫指数
2 法人市民税調定額
3 信用保証承諾額
4 雇用保険受給者実人員
5 手形交換高
6 入湯税調定人員
代表的な耐久消費財である自動車の販売動向を示し、
いわき市における消費動向が反映されている。
住宅への投資動向を表す。住宅投資の増加は建設資材
需要や家具の買替え需要などの波及効果をもたらす。
住宅を含む建設投資動向が反映される。家計の動向の
みならず、企業等の景気見通しに影響される。
鉱工業在庫指数/出荷指数により算出。景気回復局面
に低下、悪化局面に上昇する。
負債総額1,000万円以上の倒産件数。景気後退期には
倒産件数が増加し、景気拡大期には減少するという逆
サイクルで推移する。
月間新規求人数/月間新規求職者数で算出。労働需給
の変化が敏感に反映され、特に景気の山の判定に活用
される。
企業経営者の景況感を指標化したもの。増加 (好転) 企
業割合−減少 (悪化) 企業割合により算出。企業の生産
・投資活動との関連性が高い。 0が横ばい (もしくは景
気の転換点) の水準。
契約が500kW以上の電力の使用量。主として製造業
の生産活動の状況が反映される。
鉱工業部門の生産数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
鉱工業部門の出荷数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
小名浜港を通関して輸入された貨物の金額。工業用原
材料が多くを占める。
いわき市内インターにおける車両の出入通行量。
月間有効求人数/月間有効求職者数で算出され、労働
需給が反映される。
鉱工業部門の在庫数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
企業の所得変動を税収面から捉えた指標であり、過去
1年間の経済活動の状況が反映される。
中小企業等が金融機関から融資を受けようとする際に、
信用保証協会が債務保証を行う制度。
失業給付を受けている有効失業者数であり、景気に遅
行し逆サイクルで動く。
手形の交換高には、企業の取引活動の活発さが反映さ
れる。
いわき湯本をはじめとする市内の温泉利用者数。観光
客数の動向が反映されている。
注)季:X12Aによる季節調整値、前:原数値前年同月比(倒産件数は3ヶ月移動平均値の前年同期比)、※:四半期原数値
船によって輸入・移入され小名浜港で船卸しされる貨
物、または小名浜港で船積みされ船によって輸出・移
出される貨物の重量。
いわき市内の主要な大型小売店舗の販売額であり、本
調査のため、いわき市独自で調査したデータ。
いわき自動車検査登録
事務所、全国軽自動車
協会連合会いわき支所
福島県土木部
いわき市建築指導
課
福島県企画調整部
東京商工リサーチ
ハローワーク平
福島県産業振興セ
ンター
いわき未来づくり
センター
東北電力いわき営
業所
福島県企画調整部
福島県企画調整部
福島県小名浜港湾
建設事務所
横浜税関
株式会社ネクスコ・トール
東北いわき事業部
ハローワーク平
ハローワーク平
福島県企画調整部
いわき市市民税課
福島県信用保証協
会
いわき手形交換所
いわき市市民税課
【参考】国・県の動き
1 経済・景気の動向
2 景気動向指数 (CI )
(1)国の動向
(2)県の動向
(1)国の動向
(2)県の動向
(我が国経済の基調判断)
景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるものの、持ち直してい
る。
・生産は、サプライチェーンの立て直しにより、持ち直している。輸出は、持ち直しの
動きがみられる。
・企業収益は、増勢が鈍化している。設備投資は、下げ止まりつつある。
・企業の業況判断は、東日本大震災の影響による厳しさが残るなど、慎重さがみられる。
・雇用情勢は、東日本大震災の影響により、このところ持ち直しの動きに足踏みがみら
れ、依然として厳しい。
・個人消費は、持ち直しの動きがみられる。
・物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。
先行きについては、サプライチェーンの立て直し、海外経済の緩やかな回復や各種の政
策効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の
制約や原子力災害の影響、海外景気の下振れ懸念に加え、為替レート・株価の変動等によ
っては、景気が下振れするリスクが存在する。
また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。
(内閣府「月例経済報告」平成23年8月公表分)
県内の景気は、厳しい状況にあるものの、生産活動や個人消費などに持ち直しの動きが
みられる。
・個人消費…持ち直しの動きがみられる。
・建設需要…民間需要及び公共工事は前年を下回っている。
・生産活動…低水準ながら、持ち直しの動きがみられる。
・雇用・労働…震災により悪化が懸念される状況にある。
・物価…企業物価指数は前年を上回り、消費者物価指数は前年を下回っている。
・企業・金融…企業倒産は震災により増加が懸念される状況にある。金融預金残高、貸
出残高ともに、前年を上回っている。
(福島県「最近の県経済動向」平成23年8月公表分)
6月のCI (速報値・平成17年=100)は先行指数:103.2、一致指数:108.6、遅行指数
90.1となった。
先行指数は、前月と比較して3.8ポイント上昇し、2
カ月連続の上昇となった。3
カ月後
方移動平均は1.26ポイント上昇し、4
カ月ぶりの上昇、7
カ月後方移動平均は0.53ポイント
上昇し、2
カ月連続の上昇となった。
一致指数は、前月と比較して2.5ポイント上昇し、3
カ月連続の上昇となった。3カ月後
方移動平均は1.77ポイント上昇し、4カ月ぶりの上昇、7
カ月後方移動平均は0.80ポイン
ト上昇し、23
カ月連続の上昇となった。
遅行指数は、前月と比較して0.3ポイント下降し、2
カ月連続の下降となった。3
カ月後
方移動平均は0.40ポイント上昇し、5
カ月連続の上昇、7
カ月後方移動平均は0.26ポイン
ト上昇し、18
カ月連続の上昇となった。 (内閣府経済社会総合研究所「景気動向指数」
平成23年8月公表分)
1 概 括
6月の景気動向指数(CI:コンポジット・インデックス、H17年=100)は、先行指数117.7
ポイント、一致指数114.8ポイント、遅行指数105.1ポイントとなった。
先行指数は、前月(105.7ポイント)を12.0ポイント上回り、3
カ月連続の上昇となった。
一致指数は、前月(100.6ポイント)を14.2ポイント上回り、3
カ月連続の上昇となった。
遅行指数は、前月(100.8ポイント)を4.3ポイント上回り、3
カ月連続の上昇となった。
2 一致系列の動向
寄与度をみると、有効求人倍率、生産指数(鉱工業)、大口電力使用量、出荷指数(鉱
工業)、大型小売店販売額(既存店)は3
カ月連続のプラス、建築着工床面積(鉱工業)
は2
カ月連続のプラスとなった。手形交換金額(一枚当たり)は3
カ月ぶりのプラス、所
定外労働時間指数(全産業)はプラスとなった。
一方、雇用保険受給者実人員は3
カ月連続のマイナスとなった。
内訳をみると、有効求人倍率がプラス2.53ポイント、生産指数(鉱工業)がプラス
2.22ポイント、大型小売店販売額(既存店)がプラス2.22ポイント、出荷指数(鉱工業)
がプラス2.18ポイント、大口電力使用量がプラス2.14ポイント、所定外労働時間指数(全
産業)がプラス1.98ポイント、建築着工床面積(鉱工業)がプラス1.62ポイント、手形
交換金額(一枚当たり)がプラス0.35ポイントとなっており、これらの指標が上昇に寄
与した。(福島県「福島県景気動向指数」平成23年8月公表分)
ひとくちコンパス
■食の安全・安心と復興について
福島第一原子力発電所の事故により、多量の放射
性物質が放出、拡散し、東北・関東の土壌、河川、海洋
の広範囲の汚染が確認されました。現在、事故から
半年ほど経ちましたが、収束の目途は未だにたって
いません。県内各地の放射線量は減少傾向にあると
はいえ、まだ多くの県民が不安を抱えたままの日常
生活を余儀なくされているのが現状です。
現在、被災地に住む我々を最も苦しめている放射
性核種(放射性物質の種類のこと)の1つに放射性セ
シウムがあります。この放射性セシウムで現在問題
になっているのが、 放射性セシウム134と137であり、
各々半減期は約2年と30年と、長く放射線を出し続
けます。特にこの放射性セシウム137と呼ばれる放
射性核種は自然界には存在せず、主にウランなど人
為的に核分裂させたときに生成されるものです。本
来原子力発電所の原子炉の中に閉じ込めなければ
ならなかったものが外に漏れだし、取り返しのつか
ない環境汚染を引き起こしてしまいました。
この放射性物質は直接的に人体にどのような影
響を与えるのでしょうか。原子力発電所事故当初か
ら、空間放射線量が問題となり各地でモニタリング
調査が継続実施されています。幸いいわき市におけ
る空間放射線量は事故当初と比べてかなり逓減し
てきておりますが、市民の安全・安心を図る上でも
このモニタリングを長期的に継続して行うことが
重要であるし、線量の高い地域においては除染の実
施等が望まれます。
次にこの放射線の影響で心配されるのが、内部被
曝です。放射性物質が体内に取り込まれると、しば
らくの間は体の中に残るため、内部から被曝し続け
ることになります。
事故当初から現在に至るまで、放射性セシウムに
よる汚染は広い地域で確認されていますが、汚染さ
れた農畜産物は出荷制限・停止にするなどの非常に
厳しい措置がとられています。そのため、放射能汚
染の高い物は市場には出回らず、決して我々の食卓
にはあがってこないとされておりましたが、7月に
入り、放射性物質に汚染された稲ワラを食べた牛か
ら基準値を超える放射性物質が検出されたことに
より、それまで漠然と不安に思っていた放射能汚染
による食の安全について、改めて大きな不安として
顕在化し、国は食物の安全対策についての再検討を
迫られることになりました。
いわき未来づくりセンターでは、昨年度、 「食の地
産地消」の調査・研究に取り組みました。いわき市で
はその何年も前から、 「食の地産地消」に関する取り
組みを積極的に推進してきた経緯があります。この
取組を長期に継続的に行うことで、域内の振興が期
待されます。今回の事故により、一時的にでも中断
してしまったら、本当の復興は遅れてしまうと思い
ます。
原子力発電所の事故による食卓への影響につい
ては、多くの学者等が以前から警鐘を鳴らしていた
ことでもあり、国において効果的かつ迅速に対応し
て欲しい課題です。
国が定める食品の安全基準としての暫定基準値
については、厚生労働省によれば、ある食品を日本
人の平均的な摂取量で一年間食べ続けても、人体に
は直接影響がないとされる放射線量の数値とされ
ています。しかし、この数値は予想されていなかっ
た原子力災害によって急遽定められた食品に関す
る値であり、実質的な検証が行われたわけではあり
ません。そのため、規制値以下の食品が必ずしも安
全だという確証が得られておりません。
市民の放射能に対する不安を払拭し、食の安全・
安心が図られるためには、国において市民が納得す
る妥当性のある基準値を一刻も早く示した上で、誰
もがこれから食卓に出そうとしている食材を身近
で測定できるような仕組、或いは、法的な整備をし
たうえで食材に係る放射能の数値表示の義務付け
などが実施されれば、漠然とした不安は無くなり、
地元の食材を安心して使えるようになるものと思
います。
食の安全・安心については震災からの復興のため
に解決させなければならない大きな課題であり、早
期の取組を期待しています。
(いわき未来づくりセンター 國玉)
編集・発行:
いわき未来づくりセンター
〒970-8686 いわき市平字梅本21(いわき市役所9階) TEL 0246−22−7408 FAX 0246−22−7593 E-mail [email protected] URL http://www.iwakimc.com/